毎年10月は「里親月間」です。これは厚生労働省が打ち出しているもので、里親などへの子ども委託を推進するために、さまざまなイベントや取り組みが集中的に展開されます。
自治体による里親関連イベントでは、行政による里親制度の説明や、実際に里親を経験した人の体験談の発表があることが一般的です。個別相談の時間を設けているイベントもあります。
社会で子育てドットコム編集部では、2018年の東京都と周辺3県のイベント情報をまとめました。ぜひご活用ください。
【東京都】2018年10月・11月の東京都の里親関連イベント情報まとめ(養育家庭体験発表会)
【神奈川県】2018年10月・11月の神奈川県と横浜市・川崎市・相模原市・横須賀市の里親関連イベント情報まとめ
【埼玉県】2018年10月・11月の埼玉県の里親関連イベント情報まとめ
【千葉県】2018年10月・11月の千葉県と千葉市の里親関連イベント情報まとめ
特に東京都では、都内52か所の会場で集中的に里親体験発表会が実施されます。他の時期にはやっていないイベントなので、ぜひ足をお運びください。
上記以外の地域にお住いの方は、各自治体※のホームページをご覧ください。
(※里親制度を所管するのは各都道府県・政令指定都市と金沢市・横須賀市です。)
【10月2日追記】厚生労働省が、各自治体の取り組みの一覧 を公開しています。あわせて参考にしてください。
里親とは
虐待や経済的事情などで親と暮らせない子どもを、自治体から委託されて養育する制度。
あくまで自治体から委託されている立場で、戸籍に変更はなく、法律上の親子にはなりません(特別養子縁組とは別の制度です)。
里親には4つの種類がありますが、最も一般的な「養育里親」では全国の登録数が約9,000世帯で、そのうち実際に子どもを委託されているのが3,000世帯あまり。およそ4,000人の子どもが「養育里親」の家庭で育てられています(出典:厚生労働省「社会的養育の推進に向けて(平成29年12月)」)。
里親になるための要件や里親制度の名称は、自治体によって多少異なります。
社会で子育てドットコム編集部
「社会で子育てドットコム」編集部では、虐待や経済的事情などの理由により親と暮らせない子どもたちを中心に、児童福祉についてニュース紹介や記事の執筆をしています。NPO法人ライツオン・チルドレンが運営しています(寄付はこちらから→ https://lightson-children.com/support/#donation )。
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