
新年 明けましておめでとうございます。
2020年は新型コロナウィルスの感染拡大で、学校が休みになるなど、子どもの暮らしや育ちに大きな影響があった1年でした。
そんな中、児童養護施設から届くお便りには、制約がある中でも子どもの精神面に気を配っていることや、工夫を凝らしながら季節の行事を行ったことが記されておりました。
ライツオン・チルドレンの活動にも、新型コロナウィルスの多大な影響がありました。
一時は中止を余儀なくされたプロジェクトもありましたが、さまざまな工夫を凝らすことで、ほぼすべてのプロジェクトが何らかの形で活動することができました。
大変な状況にも関わらず多くの個人・企業からご寄付を頂き、ライツオン・チルドレンの活動を応援して頂きました。
新型コロナウィルスの影響が続いておりますが、子どもたちの福祉や教育のために、私たちにできることを引き続き模索して参ります。
2021年1月からは「パソコン寄贈&オンライン講習会」がスタートします。
従来のパソコン講習会をリニューアルし、毎月オンラインで実施するものです。
社会的養護を離れて「自立」する前後の子どもたちに、講習会とノートパソコンをプレゼントします。
また、春からは、社会的養護の職員に向けたITリテラシー、ITセキュリティの研修プログラムを新たに実施する予定です。
コロナ禍で児童福祉施設でもITの利用が広がる中、子どもと職員の安全・安心につながるようなプログラムを届けられればと思っています。
2021年の皆様のご健康とご多幸をお祈り申し上げます。
今年も宜しくお願い致します。
NPO法人ライツオン・チルドレン

NPO法人ライツオン・チルドレン
ライツオン・チルドレンは「社会で子育てドットコム」を運営しているNPO法人です。児童養護施設などの子どもたちに向けたパソコン講習会などのスキル研修・自立支援の活動や、企業等と連携した児童福祉の普及啓発に取り組んでいます。活動のひとつひとつが企業や個人の皆さまからのご寄付・ご支援によって成り立っています。寄付はこちらから→ https://lightson-children.com/support/#donation
関連記事
最近の記事
-
メディア掲載:「世界の児童と母性」89号―「コロナ禍で顕在化した子どもたちの ICT 環境整備の課題」
-
ドイツ銀行グループ様の母子生活支援施設向け助成を実施しました
-
ライツオン・チルドレンより、新年のご挨拶
-
経過報告(2):東京の児童養護施設10か所にパソコン72台を贈りました
-
「児童福祉施設でITを活用するための情報サイト」を公開しました
-
「児童養護施設にパソコンを贈る取り組み」を千葉・埼玉・神奈川の3県に拡大します
-
児童養護施設などのオンライン授業対応、国が補正予算で補助【5月7日追記】
-
経過報告(1):東京の児童養護施設20か所にパソコン125台を贈りました
-
東京の児童養護施設、オンライン学習対応に苦慮――緊急アンケート結果
-
2020年代の社会的養育を描く「推進計画」、各自治体でまとまる――里親委託の目標値は国と大きなズレ
人気の記事
-
児童養護施設にモノを贈るときのポイント――何が喜ばれる?注意すべき点は?
-
「母子生活支援施設」ってどんなところ?(前編)――DVシェルター以上の役割
-
里親と養子縁組を混同しないために、知っておきたい4つのこと
-
児童養護施設で暮らす子どもを短期間預かり、家庭経験を――「フレンドホーム」という仕組み
-
災害や病気で子育てができなくなった!→祖父母やきょうだいが子どもを引き取る場合、自治体から金銭的支援が受けられます
-
これって子ども虐待かも…と思ったとき、連絡するのはここ! 電話番号「189」
-
特別養子縁組の対象拡大、2020年4月から施行
-
一時保護中のストレスや不安を少しでも軽減させるために――「一時保護委託」の環境整備
-
子ども虐待対応件数、平成30年度は16万件――前年度から20%増で過去最多
-
保護者による体罰禁止、2020年4月から施行――改正法が成立