虐待をめぐる児童相談所・警察などの連携 厚労省が具体策取りまとめへ

東京都目黒区で5歳の女の子が虐待死した事件を受けて、政府は6月25日、関係する府省庁による連絡会議を開き、児童相談所の間の情報共有や警察との連携などに課題があるとして、7月下旬までに具体策を示す方針を確認しました。
NHKニュース時事通信などが伝えました。

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この児童虐待防止対策に関する連絡会議は、厚生労働省、内閣府、法務省、警察庁などの関係府省庁の幹部らで構成され、今回が7回目の開催です。
25日の会議にはおよそ30人が出席し、加藤勝信 厚労大臣が「今回のような痛ましい事件が二度と繰り返されないよう、やれることは全てやる」と述べ、児童虐待防止のための具体策を検討することになりました。
この会議では、児童相談所の間の情報共有や、警察や学校といった関係機関との連携強化、児童相談所や市町村の体制強化について話し合われ、7月下旬をめどに具体策を取りまとめるとしています。

一方、目黒区の事件については厚生労働省の専門委員会で検証を行い、秋ごろまでに結果を取りまとめるとしました。
厚生労働省では、虐待死や虐待死が疑われる事例について検証を行うための専門委員会を設けており、これまでも定期的に事例を検証し、報告を取りまとめています。

社会で子育てドットコム編集部

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