東京都、子ども虐待防止のLINE相談窓口を開設 トライアルで11月の2週間のみ(11月1日追記)

東京都は、子ども虐待防止を目的に、子どもや親からの相談を受け付けるLINEアカウントを開設します。ただし、今回はトライアルのため、期間は11月前半の2週間だけとなっています。


「東京 親と子の相談ほっとLINE」の友だち登録画面。

LINEアカウント名は「東京 親と子の相談ほっとLINE」。東京都のウェブページに掲載されている友だち登録用QRコードを読み取って、友達登録すると、相談ができるということです。
【11月1日追記】上記の東京都のページに、新たにLINEアカウントを直接開くリンクが追加されました。

実施期間:平成30年11月1日(木曜日)から14日(水曜日)まで
実施時間:平日9時00分~21時00分、土曜日・日曜日・祝日9時00分~17時00分
※「LINE相談の混雑時や実施時間外など、相談ができない場合には、各種相談窓口を自動応答によりご案内」するとのこと。

都内在住の保護者からの「育児が大変、疲れた」「イライラして子供を叩いてしまう」などの相談や、子どもからの「親からいつも怒られる」「ご飯を食べさせてもらえない」などの相談を受け付けます。
ただし、虐待通告は「児童相談所全国共通ダイヤル189」を利用するよう呼び掛けています。

都は、今回のトライアルの検証を行った上で、2019年度からの本格実施を予定しています

詳細については東京都のページをご覧ください。


ちなみに、スマホ1台で友だち登録するには、QRコードの画像をスマホに保存 → LINEのQRコード読み取り画面で左下の「ライブラリ(から読み込む)」を選択。お目当てのQRコード画像を選んで読み込ませます。【11月1日追記】都から「東京 親と子の相談ほっとLINE」を友だち登録するためのリンクが公開されました。スマホからこちらのリンクを開くと、友だち登録することができます。

なお、東京都とLINEは、2018年6月に「児童虐待を防止するためのLINEを利用した子供や保護者からの相談等に関する連携協定」を締結しています
今回のLINE側のプレスリリースでは、「児童虐待防止推進月間である11月に、LINEを利用した相談窓口を開設し、専門の相談員がLINEでやりとりをしながら、子供や保護者の悩みなどを聴き、緊急性がある場合には、児童相談所や警察などに繋げていきます」としています。

社会で子育てドットコム編集部
社会で子育てドットコム編集部

「社会で子育てドットコム」編集部では、虐待や経済的事情などの理由により親と暮らせない子どもたちを中心に、児童福祉についてニュース紹介や記事の執筆をしています。NPO法人ライツオン・チルドレンが運営しています(寄付はこちらから→ https://lightson-children.com/support/#donation )。