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子どもの間で起こる「性的問題行動等」の初の実態調査。児童福祉施設が課題として挙げた項目で最も多かったのは「愛着形成が十分でない子どもの割合が増加していること」でした。背景に何があるのか探ります。
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児童福祉施設等の子ども間で起こる「性的問題行動等」について、調査結果が公表されました。取り扱いの難しい報告書ですが、結果の数字だけとらえるのではなく、調査の手法や対象範囲、前提条件について見てみましょう。
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千葉県野田市で小学4年生の女の子が虐待死した事件を受けて、政府は児童相談所が在宅で対応している子どもや学校を長期欠席している子どもの緊急点検を実施し、3月28日に点検結果を明らかにしました。学校の点検では1万2,545人について「虐待が否定できない」などとして、児童相談所・警察などに情報共有がされました。
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児童虐待の防止策を強化するための法律の改正案が閣議決定されました。親権者などによるしつけ名目の体罰の禁止や、児相の体制強化が主な柱となっています。
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児童虐待防止に向けた児童相談所のあり方を検討している厚労省の有識者検討会が報告書をまとめました。弁護士の常勤配置や中核市の児相設置を義務化するかどうかをめぐっては意見が割れました。
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政府は12月18日、児童虐待防止のための「新プラン」を決定しました。児童相談所や市町村の体制・専門性の強化を2019年度~2022年度の4年間で進めるとし、具体的な人員配置などの目標を掲げています。
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児童相談所が把握した子ども虐待の件数は、平成29年度に過去最悪の13万件以上にのぼりました。皆さまもこの機会に、子ども虐待防止のために知るべきこと、できることについて、改めて考えてみてはいかがでしょうか。
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東京都目黒区で5歳の女の子、船戸結愛(ゆあ)ちゃんが両親から虐待を受けて死亡した事件について、厚生労働省の専門委員会が検証報告書を取りまとめました。児童相談所(児相)や関係機関の対応に問題があったことを指摘し、児童相談所間の引き継ぎの徹底などを国に提言しています。
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虐待を受けて医療機関に入院した子どもが、受け入れ先がないなどの理由で退院できなくなるケースについて、厚生労働省による初めての調査結果が公表されました。虐待を受けて1か月以上入院した子どものうち、32%にあたる63人が、治療が終わったにも関わらず入院を延長していたことがわかりました。
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「虐待されているかもしれない子どもがいる」。そんな時、あなただったらどうしますか?――とりあえず「189番」(いち・はや・く)という電話番号を覚えておいてください。虐待という確信がなくても連絡してOKです。