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児童養護施設や里親家庭で子どもが虐待を受けたケースが2015年度に83件(123人)、2016年度に87件(128人)あったとするデータを、厚生労働省がまとめたことがわかりました。児童養護施設では子ども1000人につき1.5件~2件程度、里親等では子ども1000人につき1.8件~2件程度の虐待被害があったことになります。
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全国の児童養護施設で子どもの間に起きた暴力が、過去5年間で少なくとも2000件にのぼったことが、NHK独自の調査でわかりました。NHKは、「児童養護施設で起きた子どもの間の暴力について、全国的な実態が明らかになったのは今回が初めて」としています。
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政府が7月20日に決定した児童虐待防止の緊急対策の目玉のひとつが、児童相談所(児相)の専門職である「児童福祉司」を2022年度までに2,000人増員することです。2017年度に3250人ほどいた児童福祉司を、2022年度までにさらに2,000人増やすという今回のプランの方針ですが、単純に人数にだけ注目して、児童虐待件数の伸びと比べてみましょう。
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東京都目黒区で5歳の女の子が虐待死した事件を受け、政府は7月20日に関係閣僚会議を開き、子ども虐待の防止に向けた緊急対策を決定しました。対策は6つの柱からなっています。この記事では、それぞれの柱について解説します。
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厚生労働省は都道府県等に対し、「7年以内に就学前の子どもの里親委託率を75%まで引き上げる」などの国の目標を念頭に置きつつ、各地の実情に合った計画を策定するよう求めました。
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児童虐待の防止や早期発見のために、東京都の国分寺市・小金井市と警視庁が協定を結び、情報共有などの連携を強化することになりました。
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児童虐待の通告や子育ての悩み相談などを受け付けている児童相談所全国共通ダイヤル「189」について、携…
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東京都目黒区で5歳の女の子が虐待死した事件を受けて、政府は6月25日、関係する府省庁による連絡会議を…
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厚生労働省は、児童相談所(児相)間の情報共有の方法をメール利用に改め、支援が必要な家庭の転居先が不明…
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東京都目黒区で5歳の女の子が虐待死した事件を受けて東京都は13日、都道府県の間で児童虐待の情報を共有…