-
「里親等委託率」とは、「親と一緒に暮らせない子どもがどこで暮らしているか」に関する指標です。「里親等委託率」の定義と、そこから読み取れるもの、読み取れないものについて解説します。
-
平成30年度(2018年度)の児童相談所における児童虐待相談対応件数は 15万9,850件(速報値)だったと厚生労働省が発表しました。前年度から20%近く増えており、過去最多を更新しました。
-
児童相談所が平成29年度に対応した児童虐待の件数は13万件を超え、過去最多を更新したことが厚生労働省のまとめでわかりました。虐待の内容別では、心理的虐待の増加が特に目立ち、身体的虐待やネグレクトよりも多くなっています。
-
政府が7月20日に決定した児童虐待防止の緊急対策の目玉のひとつが、児童相談所(児相)の専門職である「児童福祉司」を2022年度までに2,000人増員することです。2017年度に3250人ほどいた児童福祉司を、2022年度までにさらに2,000人増やすという今回のプランの方針ですが、単純に人数にだけ注目して、児童虐待件数の伸びと比べてみましょう。